筋ポンプ作用の活性化が血流改善に効果的

筋肉の機能は力を入れることだけではありません。筋肉には血流を良くする機能があります。これを筋ポンプ作用といいます。

血液の流れ

血管は動脈と静脈の2種類血管には動脈と静脈の2種類があります。

動脈では、栄養と酸素を含む血液が心臓によって全身の細胞に送られます。全身の細胞が血液の栄養と酸素を吸収し、老廃物と二酸化炭素を血液に戻します。

静脈では、細胞から回収した老廃物や二酸化炭素を含む血液が心臓まで流れます。心臓に戻った血液は、肺に送られて二酸化炭素を酸素に交換します。その後また心臓に戻ってきて全身に送られます。

筋ポンプ作用が静脈の血流を良くする

重力の影響もあり、下半身から心臓へ血液を戻すためには心臓のポンプの力だけでは足りません。そこで筋肉の登場です。筋肉がポンプのように働き、静脈の血液を心臓に戻します。

筋ポンプ作用
静脈は筋肉の近くや中を通っています。筋肉が収縮すると静脈が圧迫され、血液を心臓の方向に押し出します。筋肉が弛緩すると静脈が解放され、より末端から血液が吸い上げられます。静脈には逆流しないように弁がついています。

筋肉の収縮と弛緩の繰り返しで、血液が心臓に戻っていきます。特に足のふくらはぎは筋ポンプ作用が強く、第二の心臓と呼ばれます。

エコノミークラス症候群

筋ポンプ作用は体を動かす時に活発になります。長時間座っていると筋肉が動かないため筋ポンプ作用は弱くなります。「エコノミークラス症候群」という名前を聞いたことがあるかもしれません。飛行機に長時間乗ると足がむくんだり痛くなる症状です。

エコノミークラス症候群

長時間足を動かさないと下半身に血液が滞留します。それが血栓(血の塊)となり、足のむくみや痛みにつながります。最悪の場合、動き始めに血栓が流れて肺動脈で詰まって血液循環ができなくなる可能性もあります。エコノミークラス症候群という名前ですが、長時間の列車移動、運転、デスクワークなどでも起こる可能性があります。

エコノミークラス症候群を予防する運動

エコノミークラス症候群を予防する運動をご紹介します。長時間座る際に時々行うと良いです。

  • つま先を引き上げる
  • 足指をグーにむすんでひらく
  • つま先立ちをしながら足を上下する
  • 足首をまわす
  • 軽くふくらはぎをマッサージする

筋肉の固さも筋ポンプ作用を弱める原因

筋肉が固いと柔軟に収縮と弛緩ができないため、筋ポンプ作用が弱くなる原因になります。デスクワークで足がむくみやすい方は、ふくらはぎの筋肉が固くなっていることが原因となっていることもあります。または、運動不足で筋力が不足している可能性もあります。

筋ポンプ作用を活性化する方法

定期的に運動をする

ジョギング

筋肉は動かさないと次第に固くなっていくものです。週に1~2回はウォーキング、ジョギングなどの運動をして筋肉を動かす習慣をつけましょう。時間を確保するのが難しい方は、いつもの生活の中に運動を組み込むことも手です。例えば、移動中はなるべくエスカレーターに頼らず階段を使う、といったことがあげられます。

ストレッチをする

ストレッチは筋肉を柔らかく保つ有効な手段です。30秒×3回のセットを週に3回ほどすると筋肉を柔らかく維持できます。ふくらはぎなど下半身を中心にストレッチしましょう。最近ではストレッチ専門店もありますので利用するのも手です。

五反田駅、大崎駅のお近くなら、DWストレッチもおすすめです。これは既存のストレッチの概念を覆す技術です。ぶり返しを減らすため、筋肉を引き伸ばすのではなく、脳に働きかけて自発的に筋肉が緩むように導きます。

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