尾てい骨の痛みの原因と対処

尾てい骨のあたりが痛い時、その原因は何でしょうか?どのように対処したらよいでしょうか?

尾てい骨の痛みの原因

尾てい骨に痛みが出たら、尾てい骨の歪みが原因であることが多いです。それ以外にはヘルニアなどの場合もあります。

尾てい骨は仙骨の下にくっついている、お猿の尻尾の名残のような骨です。仙骨の真ん中を指で下になぞっていくと急に内側に入り込む個所があります。その下が尾てい骨です。

尾てい骨が歪む場合は骨盤の内側に入り込みます。内側に大きく入り込んで尾てい骨に指が届かないくらいの方も多いです。

原因を詳しく見ていきましょう。

1.打撲・骨折

尻もちをして尾てい骨を打撲した場合です。これは原因が明らかですね。強打すると尾てい骨を骨折する場合もあります。

2.骨盤を寝かせて座る

骨盤を寝かせて座る

座るときの良い姿勢は骨盤が立っている状態です。骨盤を立たせて座ると坐骨が座面にあたり尾てい骨はあたりません。骨盤を寝かせると尾てい骨が座面に圧迫されます。骨盤を寝かせて座るのを習慣にすると、次第に尾てい骨が骨盤の内側に入り込む形で歪んでいきます。

背骨の中には脊柱管というトンネルがあります。脊柱管には脊髄(中枢神経)が収まっています。脊髄は腰椎のあたりで馬の尻尾のように枝分かれします。馬尾神経と言います。馬尾神経の末端は尾てい骨まで届きます。

尾てい骨を座面に押し付けると馬尾神経を圧迫します。馬尾神経は脊髄や脳に繋がっているので、中枢神経にもストレスを与えます。背中の筋肉は楽に感じますが、神経を緊張させるため体調は崩しやすくなります。

3.出産後

出産して骨盤が開いた不安定な状態だと、尾てい骨まわりの筋肉や靭帯も負担が大きくなります。育児の負荷も重なり、尾てい骨に痛みを感じることがあります。

4.ヘルニアや脊柱管狭窄症

ヘルニアや脊柱管狭窄症だと、腰痛とともに、馬尾神経が圧迫されることで尾てい骨に痛みを感じる場合があります。尾てい骨そのものではなく背骨の歪みが原因です。

対処方法

打撲、骨折、ヘルニア、脊柱管狭窄症の疑いがある場合

整形外科を受診しましょう。特にヘルニアや脊柱管狭窄症で便や尿のコントロールが難しくなったら重症ですので、急いで病院の診察を受ける必要があります。骨折の場合、病院でも特別な治療法は無く、安静にして自然に骨がくっつくのを待つしかありません。

産後の場合

骨盤ベルトをしたり骨盤矯正を受けて、骨盤がバランス良く閉まるようケアをしましょう。

上記以外で座る姿勢が悪い場合

一番多い原因は骨盤を寝かせて座ることです。椅子に深く座って骨盤を立たせるように気を付けましょう。良い座り方の詳しい説明はこちらをご覧ください。骨盤を寝かせて座る方が楽なのは、猫背で体のバランスが崩れているからです。整体で姿勢改善をするのもおすすめです。

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